食事で予防する「熱中症」!|コロナボケした身体を暑さから守る食材とは?

本格的に暑くなる前に対策を立てておきたいことそれは、
「熱中症対策」ですね。 場合によっては命の危険がある病気なので一人でも多くの人に対策を取ってもらいたいです。

若豆は医者ではないので医学的なことは話せませんが、栄養士の勉強も専門学校で学んでいたので「食事からできる熱中症対策」をお話します。

若豆

調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。

ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。


身体は食べたもので出来ている

毎日およそ4000〜5000億個の細胞が死に、それとほぼ同数の細胞が生まれていて、入れ替わりに要する時間は細胞の種類によって違いますが、数年もすれば大部分の細胞が入れ替わるといわれています。私たちのからだでは日々大量の細胞が作られていて、その材料となる栄養素を食事として取り込んでいるということ、すなわち私たちの体は食べたものでできているということを再認識していただきたかったのです。

引用:医学法人 横浜サトウクリニック

上部の身体を作るために運動や休息など沢山の方法があると世の中では言われています。
サウナに入ったり、ヨガで身体を柔らかくしたり、体感を鍛えたり色々あります。

その中の一つとして食事は、体内から身体づくりをしてくれます。

食事は、細胞を作り出す材料と言われるほど、直接的な身体づくりに役立っていると言っていいでしょう。

減食系ダイエットは致命傷

「食事は、体内から身体づくりをしてくれている」

つまり熱中症対策において減食系のダイエットなんて以ての外です!

ダイエットをするなら運動や規則正しい生活時間を見直す方が圧倒的にいいでしょう。

ダイエットで食事制限を設けて野菜だけで炭水化物を抜いたり、
また暑いからと素麺だけになったり、

減食をすると身体のエネルギーが不足するので熱中症のリスクは高まります。

生きているだけで毎日エネルギーを消費するのでエネルギーに変わるカロリー(炭水化物)も食べることは必要です。

熱中症対策に必要な栄養素

糖質

「糖質ダイエット」「低カロリー」という言葉が流行っている中、糖質はみなさんのエネルギー源となっていることを忘れないで頂きたい。

もちろん過剰摂取は、肥満や糖尿病のリスクが高くなりますが、人は特別な運動をしなくてもエネルギーや体力を消耗しています。

ましてや真夏の暑い日ではさらに多くのエネルギーを必要とします。

糖質は、摂取することを心がけて下さい。

ナトリウムとカリウム

人は、発汗すると水分と一緒にカリウムやナトリウムといった電解質も出してしまいます。

カリウム・ナトリウムが不足すると筋肉の収縮運動に異常を起こす可能性があります。
暑い夏場は、汗を多くかくので電解質が不足する可能性が高いです。

ビタミンB1

ビタミンB1は、疲労回復効果があると言われています。

疲れやすい炎天下の夏場は、摂取したい栄養素です。また糖質の代謝を助ける働きもあるのでエネルギーを生成しやすくします。

アリシン

そして、このビタミンB1と一緒に摂取するといい栄養素は、アリシンです。

アリシンはビタミンB1の吸収を促進する働きがあります。
加熱には弱い栄養素なので食べ合わせに注意するといいでしょう。

熱中症対策の食材

食事が身体を作ることをお分かりいただけたら、さっそく熱中症対策の食材を紹介していきます。

豚肉

豚肉は、ビタミンB1が豊富です。

タンパク質も一緒に摂取できるのが豚肉のポイント! 

疲労回復と同時に筋力低下も予防できるので熱中症対策では、進んで召し上がっていただきたい食材の一つです。

納豆

納豆もビタミンB1を多く含みます。

またカリウムも含まれるので発汗で失われる電解質を補うことも出来ます。

肉類と違ってパックを開ければすぐに食べる手軽さが利点! 夏場は冷蔵庫に常備しておいても良い食材です。

モロヘイヤ

カリウムを非常に多く含む野菜が「モロヘイヤ」です。発汗で逃げる電解質を補ってくれます。

その他にもβカロテン・食物繊維・葉酸など栄養価の高い食材です。 

熱中症対策には、持ってこいの夏野菜です。

ウナギ

昔から「スタミナ食材」といて愛されてきたウナギ。
ビタミンB1だけではなくビタミンAやビタミンCも多く含まれており、栄養的にも夏バテ・熱中症対策にもってこいな食材です。

暑い日に運動や仕事の後に食べたい食材です。

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