美味しい「柿」は、ここを見ろ!|スーパーで役立つ柿の見分け方と食べごろ
秋の味覚の一種としても親しまれている「柿」!
時期が来ると店頭にも並び始め、スーパーでも気軽に買うことが出来るますね。
そんな秋の味覚である「柿」を最大限に見分けて、おいしい柿を食べるために
今回は、おいしい「柿」の見分け方をお話したいと思います。
若豆
調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。
ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。
「柿」の見分け方
様々な品種がある「柿」ですが、
良質な柿を見分けるのに基本的な部分は3つあります。
- 重さ
- 先端に黒い波紋のような模様
- ヘタと果実の間隔
一つずつ解説していきましょう。
重さ
同じ大きさの柿なら持った時にズシッと重みを感じる柿を選ぶといいです。
小さい柿より大きい柿のほうが一つの木になる数が少ないので柿一つに対する栄養・水分量も多い為、甘く美味しい柿の可能性が高いです。
先端に黒い波紋のような模様
品種によっては、条紋と言われる黒い波紋のような線がヘタとは反対側の面に見られます。
この線は、熟して美味しくなっている証拠。
新品種「太秋」は条紋を生じやすいです。ちなみに「富有」、「平核無」、「次郎」などの品種は条紋が生じない品種です。
ヘタと果実の間隔
ヘタは、なるべく綺麗なものがいいです。
そして大事なのは、ヘタと果実の間隔です。へたと果実の隙間のことを「へたすき」と言われていて、順調に育った柿は、この「へたすき」がなく、ヘタがピタリと果実にくっ付いています。
成長過程でバランスが崩れるとこのへたすきが生まれ、品質にばらつきが出来て、味も落ちると言われています。
良質な柿は、ヘタが枯れ始めていてもこの「へたすき」がありません。
好みが分かれる柿の食感
品種にもよりますが、色の濃さで柿の柔らかさが変わります。
自分の好みの食感の柿を見分ける術を身につけましょう。
赤みが強い柿は柔らかめ
もちろん品種にもよりますが、赤い色が強い柿は柔らかい身質の傾向にあります。
柔らかい柿が好みの場合は、色が濃い柿を選んでみて下さい。
柿自体、常温保存でも熟れて柔らかくなってきます。
赤みの強い柿は、早めに召し上がることをおススメします。元が柔らかい可能性があるのでさらに柔らかくなってしまいます。
色が薄い柿は、歯ごたえが強い
色が薄い(黄色に近い)柿は、身質が固く歯ごたえを感じさせる柿が多いです。
柿の皮は、ある程度硬さがあるので触って堅そうだと思っていても切ったら意外と柔らかい可能性もあります。
オレンジや黄色に近い色を選ぶといいでしょう。
「太秋(品種)」では、オレンジのモノが一般的ですが、色が薄くても熟しています。
品種によっても大きく変わってきます。
逆に固さを維持したいのであれば、ラップをしてから冷蔵庫保存がいいでしょう。
冷蔵庫のなかでもエチレンガスによって熟れ始めます。
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まとめ
秋になると口にしたくなるフルーツの一種「柿」。
「太秋」「富有」「平核無」「次郎」と品種も様々で品種によっても特徴が異なります。
大きく「柿」フルーツとしての特徴を説明してきました。
スーパーや八百屋に行った時に役立つ情報なので参考にしてみて下さい!
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