山芋のかゆみの原因と対処法|山芋でかゆくなるストレスから解放!
そばのお供として定番、そしてごはんにかけてもおいしい「山芋とろろ」!
個人差はありますが、手につくとかゆくてたまりませんよね。 このかゆみをなんとか出来たら、もっと楽しくそして集中して料理ができるのではないでしょうか? 悩んでいる方も多いと思います。
今回は、この山芋のかゆみの原因成分とその対処法について語りたいと思います。
若豆
調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。
ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。
かゆくなるのはアレルギー?
かゆくなるとなんだかアレルギーのような感じがして心配ですが、皮膚がかゆくなるだけならアレルギーとは言い切れません。
それの原因は、山芋成分の効力なのです。
※もし食べた後に腹痛や蕁麻疹が出たら、病院に行くことをおススメします。
山芋のかゆみ成分
山芋を触ってかゆみを感じる原因は、山芋の皮の下にある「シュウ酸カルシウム結晶」が原因です。
結晶の粒子は、針状になっていてそれが皮膚に刺さるように付着することでかゆみを発生させるのです。もちろん結晶なので怪我ではありません。
長いもにも同じ成分が含まれます。
かゆみの対処法は?【シュウ酸カルシウムの弱点】
シュウ酸カルシウムの弱点は、主に2つ。
「酸」と「熱」です。
⇩かゆみを落とすなら⇩
手に着いてしまったかゆみを落とすのは、酢水・レモン水またはお湯で手を洗うことです。
酸には、シュウ酸カルシウムを分解する効力があり、またシュウ酸カルシウムは、熱に弱いです。
⇩かゆみ防止策⇩
酢水で山芋を洗ったり、手に酢水を着けて調理するとかゆみ防止になります。
また酢水で洗うことで山芋のあく抜きにもなるので一石二鳥!!
又、シュウ酸カルシウムは皮目のすぐ裏表面に多く含まれます。なので皮を厚めに剥くことでもかゆみ対策にはなります。
まとめ
かゆくなると料理どころではなくなる時もありますよね。
料理を捗らせる知恵として参考にしてみて下さい。
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