「さやいんげん」の下処理はどうする?|さやいんげんの美味しい食べ方
6月から9月あたりまでが旬とされている「さやいんげん」。
あお物としておうちごはんでも使い勝手がいい食材として人気が高いです。
そのまま食べると「筋が口に残ったり」、「青臭かったり」、一歩間違えると食べずらい食材です。
今回は、そんな「さやいんげん」の下処理から美味し食べ方までご紹介していきます。
若豆
調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。
ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。
「さやいんげん」について
さやいんげんは、インゲン豆の一種であり、若いサヤが食用として使われています。
インゲン豆は成熟して豆を食べるがさやいんげんはインゲン豆が成熟する前にサヤごと収穫してサヤごと食べます。
たんぱく質、食物繊維、カロテン、ビタミンB群、ビタミンCといった多種多様の栄養素がバランスいい食材ですね。
ぽりぽりとした食感が特徴的な野菜で家庭料理でも多種多様に使い分けが可能な食材でおうちごはんでも重宝してますよね^^
さやいんげんの下処理
さやいんげんの下処理すべき点は、大きく2つあります。
一つは「筋」、もう一つは「青臭さ」です。
それぞれお話していきます。
「筋」を処理しよう
さやいんげんには筋があります。
筋は加熱しても柔らかくなりにくく、場合によってはこの筋が口に残る場合があるので取り除く必要があります。 中には筋取りが必要ないものもあるので時と場合によります。
内側の筋の部分に筋が埋まってます。
筋取りの方法は、簡単です。
さやいんげんの端を掴んで内側に先端を折り曲げます。筋は固いので折り曲げた先端に繋がってます。
そのまま、内側を下に向けてゆっくり引っ張るだけで筋が取れていきます。
ゆっくり引けば固い筋は取れるので途中で切れた場合は、柔らかい筋で問題ないです。
ただしゆっくり引くようにしましょう。
また、筋がない場合でもへたの部分がややかたいので、先端を切り落とすとよいです。
青臭さを処理しよう
さやいんげんの青臭さは、炒めても多少残ってしまいます。
100℃のお湯でボイルすることで青臭さがお湯に抜けるのでボイルがおススメです。
さやいんげん全体を熱いお湯に浸すことで固いさやいんげんも程よく柔らかくなりますし、塩を入れることで鮮やかな緑色を保つことも出来ます。
ボイルした後は、冷水に落としてすぐに冷ましましょう。ぽりぽりした触感を残してあげる為です。
お湯に塩を入れたり、さやいんげんを板づりすることでより灰汁や青臭さを抜くことが出来ます。
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さやいんげんを使った料理は沢山
さやいんげんを使った料理は沢山あります。
和洋中のどれか一つに限らず多種多様に応用が可能です。
和え物
さやいんげんは、和え物にも活用できます。
王道の「胡麻和え」、「マヨネーズマスタード和え」、「白和え」など様々な和え物で美味しく召し上がれます。
炒め物
炒め物は全般応用可能です。
和洋中なんでも応用可能です。さやいんげんメインで炒めても、笠増しでプラスしてもOKです。
ペペロンチーノやトマト系パスタ、カルボナーラなどパスタの具材にも合うと思います。
肉巻き
人気の家庭料理「肉巻き」の中の具材としても使えます。
肉を巻いて炒めるので必ず、さやいんげんはボイルしてから巻きましょう。
肉を巻いて焼くとインゲンに火が入りにくくなります。
添えるだけでもOK
さやいんげんはボイルをするだけでも美味しく召し上がれます。
なので添え物としても使えます。
その際にマヨネーズを用意するのもいいかもしれません。
煮物の色見として
さやいんげんに限らずですが、インゲン豆類は煮ものの色どりをより良くしてくれます。
青物がない煮物は、華やかに見えません。
そんな時にボイルしたさやいんげんやインゲンを添えることでより見栄えのいい煮物に仕上げることが出来ます。
まとめ
まとめとして「さやいんげん」は、幅広い料理で活躍できる万能食材です。
ただし、下処理を怠ると口に残ったり、青臭さが残ったりします。
どんな食材でも下処理は重要ですが、今回は「さやいんげん」にポイントを絞り下処理と料理を紹介しました。
是非、おうちごはんお参考にしてみて下さい。
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