家庭用真空パック機「フードシールド」を買ってみた|専用袋が不要のおススメ真空機
家庭で真空機が欲しいと思う方も少なくないしょう。
いくつもの真空機が発売されていますが、「安い物でも大丈夫なのか?」「高いものを買った方がいいのか?」「コストはどれくらいかかるのか?」色々疑問があると思います。
今回は、若豆が評判の高い【フードシールド 真空パック機 JP290MAX】を実際に買ってみたので飲食店本職の目線も踏まえてレビューしていきたいと思います。
若豆
調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。
ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。
フードシールド 真空パック機 JP290
数ある真空機のなかでもこの【フードシールド 真空パック機 JP290】は、コストパフォーマンスが高いです。
真空機で難点なのが、
- 割高の専用袋の消耗品費
- 家庭用真空機で安価なものは、水物・油物・粉物の対応ができない場合がある
- 吸引能力の良し悪し
特にこの3点が気になるところです。
しかしこの真空機では、
この値段でここまでのコスパの真空機はなかなかありません。
専用袋って意外と高い
真空機メーカーが指定している専用パックは、100枚入りで2000円前後~3000円近くまであります。
つまり1枚あたりで20~30円の単価がついてしまいます。
一回真空するのに30円掛かると考えるとなかなか割高ですよね。
専用袋不要であれば、ホームセンターで厚手のナイロンポリ袋800円~1200円程度で売っているものもあります。
出来れば1回あたり数円で収めたいものですね。
フードシールド 真空パック機 JP290 スペック
【フードシールド 真空パック機 JP290MAX】を買ってみた
実際にフードシールド 真空パック機 JP290MAXを買ってみたのでいい点ともう一声!と思うところをお話していきます。
専用袋が不要でコストが低い
メーカーが推奨している真空袋はありますが、ナイロンポリ袋だけでなくアルミ蒸着袋も対応可能なので基本袋に困ることはありません。
ちなみに最初はメーカー推奨のナイロンポリを購入してみました。
さらに安価なものだと、500円~800円程度のモノもあります。
ホームセンターに足を運べば選り取り見取り。
※ただ表面凸凹があるエンボスタイプだけは、使用ができないみたいなので注意が必要ですね。
吸引力は?
実際に真空をしてみました。
角があったり固い物の真空は、空気の隙間ができやすいので今回は「正月に作ったカラスミ」を例に真空しました。
吸引時間を25秒ほどに設定して真空。
端まで真空出来てます。
角ばったところは少し隙間ができますね。
角ばったところが多いものは真空袋の耐久性も考えないといけませんからね。専用袋なしだとこれが限界なのでしょう。
もちろん業務用には勝てませんが、一般家庭でこれだけ真空出来ていれば問題ないかと思います。
というよりお手軽な価格でも限界まで高機能を生かせてる感じはします!
フードシールド 真空パック機 JP290のMAXかアドバンスなら、吸引時間を1~99秒まで伸ばせるので真空したい食材に応じて時間調整できます。
液体物の吸引
液体物の真空が可能!という点でもコスパの良さを物語ってます。
JP290は水分分離容器を搭載しているので水物にも対応しています。
粉物や油物も真空可能なので幅広い食材の真空が可能になります。 せっかく真空機を買っても食材や料理で不可が決められてしまうのは勿体ないですからね。
液体で汚れたノズルの掃除は?
吸引をするとノズルから多少水物も吸引されます。
そのノズルは、フィルター掃除が必要です。
しかし、JP290MAXであればフィルターレスなのでノズルフィルターの洗浄の必要がありません!
MAXにしてよかったと思いました^^
後方に吸引した液体物を貯める水分分離容器があるのでそちらの洗浄が必要です。
処理速度が速い
袋内部の空気のみを効率的に脱気。チャンバータイプの従来機は1袋の製造に約45秒かかっていましたが、フードシールドでは15秒に短縮。凡そ1/3の時間でパックできます。削減された待機時間を別作業に充てられます。
※袋のサイズ20cmx30cmの場合
引用:フードシールド公式
耐久性良し(100回以上の連続運転が可能)
家庭では100回も連続て使うことはないと思いますが、
連続で使うことが多い飲食店や小売業で低コストで真空機が欲しい場合には、かなり役立つしょうひんですね。
作動音は意外と大きい
真空機なのでこれは仕方ないことかもしれませんが、
フードシールド 真空パック機 JP290もそれなりに作動音は大きいです。
薄い壁の家だと隣の部屋まで聞こえてしまうかもしれません。
まとめ
フードシールド 真空パック機 JP290は、数ある家庭用真空パック機の中でも、かなりコスパの高い商品です。
特に、専用袋が不要な点、水物・油物・粉物まで真空が可能な点、耐久性など、JP290MAXにおいてはノズルの洗浄の手間が省ける点でもおススメの商品だと思います。
真空機は、冷凍保存における”冷凍焼け”の予防になります。
冷凍や冷蔵において真空にして空気に触れさせないことでより鮮度を保つことも出来ます。食材費も高騰している現在だからより食材をより鮮度よく大事に使っていくことも重要であると思います。
家庭やお店で真空機をお考えの方の参考になれれば幸いです。
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