子持ちシャコの見分け方|オスかメスの見分け方とシャコの旬

みなさんこんにちは! 若豆です。

この時期になるとシャコが美味しく食べれる時期になります。

さっぱりと身が充実したオスが好みの方も居れば、濃厚な味わいの子巣を持ったメスが好みの方も居ます。

稀に鮮魚店で販売していたりもしますが、市場で買付に行ったりした時にオスメスの区別がつくと好みのシャコを手に入れることができます。

今回は、シャコのオスメスの見分け方についてお話しします。

若豆

調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。

ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。


シャコの旬

この時期になるとお寿司ネタとして思い浮かぶのが「シャコ」ですね。

もちろんお寿司屋さんのネタケースにも並んでくるでしょう。しかしながら、シャコの旬は年に2回あるとされています。

最初の旬は、3~5月の初春、産卵期を迎えメスが子巣(卵)を持ち始める時期です。

もう一つは、10~12月の初冬です。この時期のシャコは栄養を蓄える季節なのでうま味が乗り身が引き締まります。

シャコは、鮮度が落ちやすい

生のシャコは、鮮度が落ちやすいので生きていたものを手に入れたり、取れたてであれば出来るだけ早くボイルすることをおススメします。

市販では、ボイルしたものが出回るのが一般的でしょう。

10分ほどボイルすれば皮も簡単に剥けるようになります。

卵を持つのはメス【見分け方】

もちろん、卵を持つのはメスです。

3月から5月のシャコに子持ちのシャコを召し上がることは出来ますが、

同じ形をしたシャコのメスオスを見分けるのは、ギャンブルのようなもの。

ですが、この情報を知っていると高確率で子持ちのシャコを召し上がることができます。

「シャコ」のメスとオスの見分け方

拡大写真では、シャコの見た目が苦手な方も居ると思いますので、イラストで説明していきます。(笑)

シャコのお腹側、頭を上にして手が3本生えています。

これは、オスメス同じなのですが、上から3本目の手の内側に触覚のようなものが2本生えています。
この触覚のようなものがある物が”オス”です。

ない物がメスになるのでそこを見分けると卵の詰まったメスを手に入れることができます。

まとめ

シャコの産地は、愛知県の伊勢湾や三河湾、神奈川県・千葉県の東京湾など産地は沢山ありますが、青森や北海道の小樽のシャコは、上質で値段も高い一級品として知られています。

その中で、初春の子持ちの時期になるとさらに値が張り、おいしい上質のシャコが出回ります。

もしシャコに出会った際には、見極めの知識として使ってみて下さい。

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