”おじや”と”雑炊”の違いってなに??|意外と知らないおじやと雑炊。あなたの好みはどちらですか?

似てるけど名前が違うものって意外と存在しますよね。

地域によってもまたいろんな食べ方をされて”おじや”と”雑炊”一般的にはなにがちがうのか?

お話ししていきます。

若豆

調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。

ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。


雑炊とは

今は、「雑炊」と書くが、もともとは「増水」と書いていたみたいです。 ふぐやスッポン・魚介出汁をつかうようになってから「雑炊」と記載されるようになっていったのです^^

「増水」と書かれる名の通り、水笠をまして作られているのが特徴的で炊いたお米を一度水で洗って表面の粘りを取った後にスープで炊き上げるため粘りが少なくさらっとした口当たりです。

スープのように食べれるこの口当たりは、お酒の締めには絶品です。

おじやとは

由来はスペイン語から??! という説もありますが、スペイン料理のオジャという煮込み料理を示す言葉からきているとも言われています。 醤油や味噌で味付けする地域もあり作り方や特徴は、様々です。

そんな”おじや”は、一般的には、炊いたお米を洗わずに煮込み水分も雑炊に比べて少なく、ねばりがあるのが特徴的です。 粘りがあるのは、洗わないお米の両面のでんぷん質によるものですね。

しっかりとお腹にたまる触感のおじやは、ボリュームがあるので主食としても召し上がれますね^^

ちなみに、おかゆは?

おかゆは、生のお米を多めの水で煮込んだものをおかゆと言います。 病人食としても有名なおかゆは多めの水分を吸って炊かれているのでお米がくずれて消化にもいいですね^^

リゾットは?

イタリアン料理の代表格であるリゾットも似てますが、本格的な作り方は異なります。お米をバターやオリーブオイルで炒めてからクリームや出汁を加えて作るのでカロリー的には高いのですが、味や風味が高くトマトやチーズといった食材と合わせやすいです^^

みなさんの好みは??

おじやや雑炊は、お鍋のあとに〆で召し上がったりすると思いますが、

是非水加減を変えて楽しんでみて下さい。 若豆は、鍋の〆はするりと召し上がれる雑炊派です(笑)

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