美味しい「白菜」の選び方|鮮度の高い白菜の見分け方と種類
冬が旬の「白菜」!とイメージする方も多いと思いますが、春白菜や夏白菜と言われるほど年中市場に出回ります。
食卓でも身近に並んでいて鍋料理や漬物と万能に使うことができます。食べたことがない人は居ない!といっても過言ではないかもしれませんね^^
白菜を制することでレベルアップするレシピも沢山増えます。
今回は、白菜について勉強していきましょう。
若豆
調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。
ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。
白菜
冬が旬で日本の食文化には欠かせない「白菜」ですが、春白菜や夏白菜といったように四季で白菜の特徴が変わります。
出荷量では茨城県がダントツ1位で、長野県、鹿児島県がそれに続きます。
白菜の種類
一口に白菜といっても色々種類があるのはご存じでしょうか?
白菜には、結球型・半結球型・不結球型と形が分かれていて、品種も長崎白菜やオレンジ白菜・広島菜と様々あります。
結球型
一般的に見かける白菜は、この結球型になります。
一番身近に感じる白菜ですね。
半結球型
花心白菜や山東白菜などがこの汎結球型です。
葉が柔らかいのが特徴的で漬物に使われることが多いです。もちろん煮物や鍋料理にもよく合います。
不結球型
代表的なモノは、広島菜です。
チンゲン菜に似ていますが、小白菜の分類です。このような形が不結球型の白菜になります。
漬物でも炒め物でも多様的に使用できます。
白菜の品種も様々
オレンジ白菜
「なんか古くなってる?」なんて思われがちなこの「オレンジ白菜」!
古くないんです! 白菜特有の青臭さが少なく、且つ甘味がほんのりある美味しい品種なんです。
一般的なハクサイが含有しないシスリコピンを含んでいるそうで、橙黄色トマトなどに含まれる色素成分。赤いトマトに含まれるリコピンと同じような効果がある上に、リコピンより2.5倍も体に吸収されやすいそうです。
トマトのリコピンについては、こちら👇
サラダ白菜
様々な企業からも販売されていますが、葉の表面にチクチクする毛茸がなく生でも美味しく召し上がれることから「サラダ白菜」と言われています。
一般的な白菜のように結球する前に収穫されることが多く、白菜というよりロメインレタスに近い感じですね。
生で召し上がるのももちろん美味しいですが、浅漬けにも向いてます。
むらさき白菜
ポリフェノール類の一種であるアントシアニンを多く含む「むらさき白菜」は、強い抗酸化作用をもっています。又血液の流れを促進して目の周りの筋肉ほぐす効果があり、ブルーベリー同様に「目にいい」とされているそうです。
生のままでも美味しく召し上がれるようにサラダ用も開発が進んでいるので今後目が離せない品種でもありますね。
美味しい白菜の見分け方
スーパーで見かける場合には、丸ごとの状態かカットされた状態かどちらかを見かけることが多いでしょう。
二つのパターンから選び方・見分け方を紹介します。
丸ごと白菜の見分け方
丸ごとの白菜を見分ける場合は、根本に近い部分が太っていて持ってずっしり思いモノを選ぶといいです。
葉一枚一枚が大きいものが味が濃いらしいです!
一番重要視する部分は、やはり「重さ」です!
重みがある分葉が密になっている証拠で水分量も多いです。
カット白菜の見分け方
カットされている白菜の場合は少し割高ですが、切り口の断面を見ることができるメリットがあります。
カットされていると葉の詰まり方や断面の瑞々しさを確認しやすいです。
葉がぎっちり詰まっていて、断面が瑞々しいものを選ぶといいです。
目視できる分、判断しやすいと思います。
ここで注意点!
野菜の切り口は、劣化しやすいです。また、野菜によっては、切り口が成長してくる物もあります。
白菜の葉の白い部分は、切り口が時間が経つと成長して膨らんできます。
切り口が乾燥している物、ラップ掛けしてあれば乾燥は遅らせることができますが、切り口が膨らんでいるか、又変色しているかを確認しましょう。
切ってから時間が経っているか確かめることができます。
まとめ
白菜は、身近な食材です。
冬になると鍋料理には欠かせない食材でもありますね。物価高で野菜も高くなってきています。
安いに越したことありませんが、日本人としておいしいものに目を向けてみてはいかがでしょう。
そして白菜は鍋料理だけでなく、サラダや漬物にして、さらに炒めたり、煮たりと、さまざまな調理法が楽しめる万能食材です。
是非美味しい白菜を選んで見て下さい。
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