料理下手から脱出するたった3つの方法|料理上手は誰でもなれる!!【料理上達】

新型コロナの猛威を痛感しているこの時代。

外出を避けで”おうち〇〇”が増えてますね。 今まで料理をしなかった方も自炊をする習慣がついてきていると思います。

人間の3大欲求の一つである「食欲」は、人間が避けて通れない道!毎日食事はしますよね。

どうせ作るなら美味しい方が毎日のモチベーションも上がってきます!
今日は、料理に不得意を感じている方にたった3つだっけ守れば一段と料理の腕が上がることを板前の私がお話しします。

若豆

調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。

ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。


料理下手の脱出法

はじめに

この記事を見て頂けてるあなたは、すでに料理が好きだけどまだまだ自信がないという人。

特に好きじゃないけどこれから始めてみたいという方は、まず料理を好きになることから始めましょう!!

⇩⇩⇩

料理には失敗はあっても正解はない!!

友達に料理の上手い人や料理番組・最近では舌が越えているかを競う番組もあり、「料理が出来る」のボーダーラインが自然と高く感じてしまうのです。
しかし料理は、難しく考える必要はありません。

まずこの言葉を覚えておいてもらいたい。

「料理には、失敗はあっても正解はない。」

特に日本料理は、郷土料理の集合体のようなもの。薄口醤油メインの関西の料理を関東にに持ってくれば自然と濃口醤油で仕上がって浸透していきますし、同じチキン南蛮でも甘いタルタルソースの人もいれば、ピクルスではなくじば漬けを入れる人もいます。

ここで言う失敗は下処置のミスであり、下処理を間違えると味が濃くなり過ぎたり、臭みや灰汁(えぐ味)が残ったりします。

料理は、自分自身が好きなスタイルで味付けができる。それが正解であり、沢山の答えがあるので「この料理はこれじゃないとダメだ!」と言うのはありません。時々聞くその言葉は、その言葉を話した人の正解ということです。

つまり、個人ではその人の正解がありますが、料理として大局的には正解ではありません。

何が言いたいかというと、料理を難しく捉えないでやってみることが大切です。

料理下手を脱するたった3つの方法

料理を難しく捉えないことをふまえてこの3つをお話しします。

  1. マネをする(レシピ通りにつくってみる)。
  2. よく味見をする。
  3. 沢山の食材に触れる(数をこなす)。

1,マネをする(レシピ通りに作ってみる)。

板前の人がなぜ料理が上手いか? それはプロのそばで料理をしているからです。板前と家庭料理ではフィールドが違いますが、板前も最初は何も知らないド素人です。師匠や先輩の作業を見て自分で調べてマネするのです。

一般とプロでは、厳しさもレベルも違うと思いますが同じです!マネをするのが一番の近道であり、情報社会の現在では、ネットで調べればすぐに沢山のレシピが手に入ります。

高校生のころ、ファッション雑誌のモデルさんの服装を真似したのと同じような感覚ですね。

まずは、そのレシピ通りに料理してみることをおススメします。

2.よく味見をする

マネをしたら、味見をして下さい。 出来上がりだけではなく、一つの料理の通過点(例えば、キャベツを炒めた段階・炒めたキャベツに塩を降った段階など)で味見をすることで食材が火にかかると甘味が増すのか又水分が出るのかなどの状態変化が分かります。

そうすることで水分がでるならこの後味が薄まる可能性があるのか、といったことが分かるようになります。

又、これくらい塩を入れるとこれくらい味が付くという感覚が身に付きます。

これが身についてきたらレシピを見ながらでなくても味付けができるようになります。

3.沢山の食材に触れる(数をこなす)

最後は、数をこなすことです。 これが皆さんの一番の壁であり一番めんどくさいことではないのでしょうか。 しかし、なんでも一回で出来てしまうほど甘くはないのが世の中なんですよね。

学校の勉強もオシャレも一緒で、大抵の人は年号と歴史の出来事を一回で全て暗記できませんし、パンツとシャツ・靴の組み合わせを自分で考えてはじめからかっこよく着こなすこともできません。

何回も大根に触れていると大根の味の染み方・どれくらいで柔らかくなってくるのかだけでなく食材の良し悪しもわかるようになってきます。

調味料の分量も自然と感覚でわかってくるようになります。

まとめ

「マネをして⇒味見をよくして⇒何度も繰り返す」。

これが料理下手脱出の一番の方法だと私は思います。もちろん根気がいると思うかもしれません。

しかし、難しく捉える必要はないのです。例えば、毎日の晩御飯で今日は唐揚げと決めておけば違うレシピを探して実践するのみです。何回か色んなレシピをこなすなかであなたが一番好きな唐揚げにたどり着けます。

「何回かこなす」と言うのも先が見えない気もするので具体的に言うと、唐揚げ一つに対して3個のレシピをこなすと3種類の出来栄えを比較することができます。

料理は、難しく考える必要はありません。是非自信をもって料理を楽しんで下さい。

料理を楽しく・ラクにする便利料理器具

CTA-IMAGE 持ってて得する!板前が家庭でも重宝する調理器具を紹介