「大根」の見分け方と保存方法|保存の前に一手間で大根の「しなしな」を避ける

定番中の定番食材「大根」!
料理をしていたら触ったことがない人はいないのではないでしょうか??

そんな大根にも旬があり、美味しい大根を見分ける方法があります。
また普通に冷蔵庫に入れておくとすぐに「しなしな」になってしまう経験あると思います。今回は家庭で長く持たせる方法も合わせてご紹介します。

今日は、大根について勉強します!

若豆

調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。

ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。


大根の旬

大根の旬は、年に2回あります。 主に冬の大根と夏の大根です。

根菜は、冬が美味しいとされているのでやはり、冬場の大根が旨味も多く美味しいのですが

夏場の大根は、水分を多く吸収するため辛味が強いです。

大根の見分け方

スーパーで売られている大根は、邪魔な葉を切り落とされていますが、実はこの葉の付き方でいい大根かわかるのです。

もし葉が切り落とされてなければ「葉が沢山ついている大根」を選びましょう。

葉付の良い大根は、ス(大根の中に空洞が出来ている状態)もなく美味しい大根が多いです。

又、葉が黄色くなってきている大根も収穫から時間がたっている証拠です!

水分量が多いと新鮮

大根全体の張りとツヤ、そしてまっすぐ伸びていて太いものがおススメですが、

ずっしりと重い大根を選ぶのがポイントです。

中には、スがある(空洞が出来ている)大根もあります。
ずっしりと重い大根は水分が豊富な証拠で巣が入っている確率が少ないです。

葉の付け根に花?!

稀に葉の付け根に花が咲いてしまっている大根があります。

これは、成長が進み過ぎている大根なので要注意!!!
成長が進み過ぎている大根は、灰汁や辛味・苦味などが多くなってきます。料理で使うのには難しくなってきます。

大根の上手な保存【大根が萎びてしまうのを防ぐ方法】

大根を冷蔵庫にいれておくと乾燥により萎れてきてしまう経験をした方も少なくないと思います。

冬場に多く収穫される「大根」は、0℃~4℃が適温として育っています。

保存でもこの温度が適温と言えます。

茎は落としてラップで包む!【ポイント】

大根の茎を残して保存をすると

茎は本体の水分を吸収していきます。本来食べるはずの本体をしなしなにしにくくするためにも茎は落として保存しましょう。

またラップで包むことで冷蔵庫の乾燥から守ることができます!
新聞紙やペーパーで包んでからラップで包むと尚良しです。

まとめ

ある程度は、日持ちしやすい大根ですが、保存知識が不足していると案外簡単に萎れてきてしまいます。

たかが大根、されど大根。 大切に使ってみましょう!

別記事で大根の辛味成分についてもご紹介がございます!

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