「トマト・茄子・胡瓜…」夏野菜は常温保存?!|寒さに弱い夏野菜
茄子・胡瓜・トウモロコシ・トマト・オクラなど夏の時期になると良く聞く夏野菜たち。
沢山取れれば価格も安く、さらには美味しくなる時期でもあります。
今回は、せっかく手に入れた美味しい夏野菜を大事に保存できる方法をご紹介します。
若豆
調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。
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夏野菜の天敵は、「低温」
夏野菜は、暖かいところで育ってきた野菜です。
茄子や胡瓜をはじめとして多くの夏野菜は、寒さに弱い野菜が多いです。
表面の陥没や黒ずんできたり、野菜自体が軟化してしまう「低温障害」を引き起こす可能性もあります。 つまり冷蔵庫でも保存は、野菜本来の旨味や綺麗な色見を変色させるなど質を下げる可能性が大きいのです。
夏野菜の適切な保存方法は?
夏野菜の保存方法は家の中で涼しい日のあたらない場所に保存するのがいいのですが、衛生面を考えるとやはり冷蔵庫内に保存したいですよね。
そういった冷蔵庫で保存の場合には、一工夫が必要です。
- 冷蔵庫内では、野菜室を使う様にしましょう。
- 新聞紙やペーパーに包んでラップをする。又は、ビニール袋に入れる。
- 直接冷温にさらさないようにするのがポイントです。
夏野菜の保存方法紹介
夏野菜の代表的な物を細かく保存方法を紹介していきます。
トマト
トマトは、比較的低温障害にはなりにくいのですが、ペーパーや新聞紙にくるんで保存することをおススメします。
緑がかっている未完熟のトマトは、常温で完熟になるまで保存するとより旨味が増します。
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茄子・きゅうり
茄子ときゅうりは、低温障害になりやすいので注意が必要です。
ラップで包んだ後に、新聞紙やペーパーで保存するといいでしょう。
茄子は、低温障害を起こすと周りが乾燥したように干からびてきます。灰汁も強い野菜なので身が黒ずんできます。
きゅうりは、軟化してきます。
トウモロコシ
生のトウモロコシは、常温保存はせずにできればすぐにボイルしましょう。
トウモロコシは、取れたてが一番美味しい!
生で常温保存するとだんだんと甘さが落ちてきます。
すぐに調理出来ない場合は、ラップで包んで野菜室で保存しましょう。
ボイルしたトウモロコシも新聞紙・ラップで包んで野菜室で保存しましょう。冷えすぎるのは良くないので冷やすのであれば野菜室くらいがベストです。
トウモロコシは夏バテ対策にもおススメな食材のようです。
オクラ
オクラも冷えすぎると低温障害で黒ずんできます。
オクラが長持ちする温度は、10℃前後なのでペーパーや新聞紙に包んで野菜室に入れることをおススメします。
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枝豆
冷凍枝豆の普及により一年を通して手に入る枝豆ですが、やはり夏に出回る新鮮な枝豆の旨味には敵いません!
生の枝豆は、とても鮮度が落ちやすく常温保存でも段々と風味と甘味が落ちていきます。
枝豆の保存は、出来るだけ新鮮なうちに茹でるか冷凍してしまうのがおススメです。
冷凍する場合は茹でてから冷凍するより、生のまま冷凍する方が美味しさを長持ちできます。
市販の冷凍枝豆でも倍美味しくする方法は、!!こちら!!
まとめ
夏野菜は、暖かいところで育ってきた食材ばかりです。
旬の時期には、うま味のある美味しい食材が手に入るチャンス!しかし、新鮮でいい食材を手に入れても保存方法が間違っていると勿体ないです。
夏野菜は、寒さに弱いことを覚えておきましょう。
数日であれば常温保存でも可能な夏野菜が沢山有ります。
これからの季節に参考にしてみて下さい。
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