お米の保存方法|美味しさを保つためのお米保存
乾物は、保存が長持ちしますが、お米や乾麺にも虫が湧くことはご存じですか??
お米には、コクゾウムシという虫が湧きます。もともと寄生していたのではなく臭いにつられて外部からやってきます。もちろん袋に入っていても破って侵入するので保存には注意が必要です。
若豆
調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。
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虫が湧きやすい時期は?
梅雨を越すごとに古米となるお米。お米にいる虫は、高温多湿を好みます。これからの雨の多い梅雨から夏場にかけて高温多湿の時期は注意が必要なのです。
食材や食べかすが多いゴミ箱の近くに保管するのは、至って危険です。
高温がダメなら冷蔵庫保存なら? と考えるかたもいると思いますが、急激な温度変化は保存容器の内側が結露してきます。カビの発生や結露による水分で旨味が落ちたり糠臭くなることも考えられますのでNGです。
虫よけ防止策
完全に防止は難しいところではありますが、防止策はあります。
対策法は、唐辛子の使用です。
唐辛子には、虫が嫌うテルぺノイド系化合物という成分が含まれているため虫防止策になります。 もちろんお米に臭いがつくことはありません。
生の唐辛子では、余分な水分が含まれていてメーカーによって水分含量が異なります。カビのことも最大限に加味すると個人的には、一度家で軽く干して使うことをおススメします。
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すでにケースに防虫剤が入っているのでお米の保存容器に落として置くだけでOKです。
効果はどれくらい??
市販の防虫剤は、パッケージに書いてありますが、生唐辛子の場合は一か月から一か月半を目安にしてもらうとちょうどいいと思います。
上手な保存【まとめ】
お米の保存は、キロ単位で購入するお米の量を賄える容器と湿度温度ともに考慮すると米びつを使うのがベストです。
唐辛子を使う場合は、辛味成分であるカプサイシンはお米につかないようにするために蓋の裏側にそのまま又は、ティーパックに入れてテープで張り付けておくのがベストです。
美味しく安全なお米を食べるためには、良いものを買うだけでなく保存の知識も大切にしてみて下さい^^
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