おススメの「フライパン」|自分好みの愛用フライパンを見つけよう!
料理には、欠かせない料理器具「フライパン」!!
熱伝導の良さは料理の美味しさを段違いに変えます。
利便性を考えると「くっつき憎さ」や「軽さ」を重視し、経済的な面を考えるとやはり長持ちすることを重視します。
今回は、
- くっつきにくさ
- 熱伝導性
- 耐久性
- 軽さ・持ちやすさ
これらの4点から素材別にそれぞれの良さとおススメのフライパンをご紹介します。
若豆
調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。
ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。
フライパンの種類
おススメのフライパンの前にまず素材をご紹介します。
耐久性や熱伝導性などすべての機能において素材やコーティングで左右されます。
アルミ製フライパン
熱伝導性が高く、軽さもあるアルミ製。
加熱により水分を飛ばしやすい素材なので、パスタやチャーハンなどにも向いています。
温まりやすいので手早く加熱処理をしたい場合は、おススメのフライパン。
比較的柔らかい素材なので、金属製のヘラや菜箸ではフライパン内に傷がつきやすい点と保温性が低いのでフライパン内での保存が冷めやすい点はデメリットです。
コーティングがされていないものもあるのでその際は使うたびに「脂慣らし」をする手間が必要です。
北陸アルミニウム ビストロハウス
熱伝導がいいアルミ製フライパンは、取っ手まで熱くなるのが難点です。
北陸アルミニウム ビストロハウス は、取っ手を木製にしているので熱くなり火傷の恐れを防止してくれます。
一人暮らしでは21㎝の大きさで十分の大きさ。24㎝あれば重宝します。
ステンレス製フライパン
熱伝導性が低く温まるまでに比較的時間がかかりますが、一度温まると冷めにくい保温性が高いです。
余熱調理がしやすいので煮込み料理や長時間加熱の料理に向いています。
もちろん加熱い対する耐久性が強いです。
しかし、アルミ製フライパンより重めで鍋振りには少々疲れるフライパンです。
KIPROSTAR 業務用ステンレスフライパン
洗う時に気を使わなくも良く、耐久性に優れたテフロン加工なしのステンレスフライパン「KIPROSTAR 業務用ステンレスフライパン」を採用しました。
業務用としての販売です。使用回数が多い業務を対象に作られたフライパンは、耐久性が抜群!家庭で使う回数であればかなり長持ちできそうです。
鉄製フライパン
熱伝導性がトップクラスの鉄製フライパンは、高温調理が可能です。
200℃以上の高温調理を可能とするのは、鉄製のみ! 高火力で表面だけ調理したい「ステーキ」や余分な水分のみを飛ばしたい「チャーハン」に最適のフライパン。
かなり重さがあるので使うのに力を使います。
基本コーティングがされていないものが多いのでその際は使うたびに「脂慣らし」をする手間が必要です。
リバーライト(RIVER LIGHT) 鉄フライパン 極ジャパン
鉄製フライパンのもう一つの難点は、「錆びつきやすい」ことです。その難点を克服したのがこれ、「リバーライト(RIVER LIGHT) 鉄フライパン 極ジャパン」です。
表面に特殊な熱処理を施すことで錆びにくくしてあります。
鉄もアルミと同様、熱伝導性が高いので取っ手まで熱くなりやすいです。
「リバーライト(RIVER LIGHT) 鉄フライパン 極ジャパン」は、取っ手を木製に仕上げてくれているので非常に便利!
銅製フライパン
鉄のフライパンより熱伝導がいい「最強クラス」の熱伝導フライパンは、銅製です。
少し重みがありますが、「うま味や水分を出さずに加熱調理をしたいフライパン」としては最適です。
熱伝導性の良さから肉や魚・パンケーキ・卵料理に向いています。
弱火でも均一に加熱することが可能です。
「出汁巻き玉子」は、熱伝導のいいフライパンで素早く加熱することで出汁が流れでるのを出来るだけ防ぐことができ銅製が一番向いています。
値段が高いことがデメリットではありますが、一生ものと考えたら相応の価格でしょう。
オークス アメイロ フライパン 20
「オークス アメイロ フライパン 20」は、レザー取っ手カバー付きで持ちにくい取っ手を持ちやすくしてくれます。
値段ははりますが、料理上達を目指す方は持っていて損はない商品です。
フライパン素材別機能性比較表
熱伝導性 | 耐久性 | 軽さ・持ちやすさ | |
アルミ製 | ★★★ | ★★ | ★★★ |
ステンレス製 | ★ | ★★★ | ★★ |
鉄製 | ★★★ | ★★★★ | ★ |
銅製 | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
コーティング加工は、長く使えない
スーパーや量販店で見かけるのは、「フッ素加工」や「テフロン加工」、「セラミック加工」のフライパンでしょう。
これらは、利便性を追求しており確かにくっつきにくいフライパンです。
しかし、フッ素やテフロンは高加熱や加熱中に水を入れるなど急激な温度差に弱いです。
セラミックは、固い素材ですが衝撃で欠けたりする可能性が高いです。
このように使っていると無加工のフライパンより圧倒的に早く劣化したり熱伝導性も無加工に劣りますが、加工フライパンも近年進化しています。
それぞれ見ていきましょう。
フッ素加工フライパン
フッ素樹脂を加工原料とするフライパンであり、フッ素樹脂は、柔らかく・熱に弱いです。
通常ダイヤモンドや大理石を混ぜて耐久性を上げるのですが、
それでも比較的耐久性は低いです。
メリットとしては加熱料理としての扱いが楽な点と近くのお店で比較的低価格で気軽に手に入れることができます。
テフロン加工フライパン
テフロン加工は、「ベーシック・セレクト・セレクトプレミアム・プラチナ・プラチナプロ」の5つのランクがあり、値段があがるとそれなりに耐久性も上がります。
テフロンの原料もフッ素樹脂なのでフッ素加工と同じような弱点があります。
買う際は、是非このランクに注目してみて下さい。
セラミック加工フライパン
近年増え始めて注目を集めているフライパンが「セラミック加工」のフライパンです。
耐熱性が高く、フッ素加工が280℃前後に対して、セラミック加工は400℃前後までの耐熱性があるコーティング加工です。
とても固い素材のセラミックですが、衝撃に弱く欠けたり割れやすいので、扱いには十分注意が必要です。
加えて、今までフライパンとは素材が違く焦げやすいです。どの食材でも大体は油を垂らして仕様する必要があります。
コーティング加工でおススメは?
家庭でコーティング加工フライパンでおススメは、やはり「セラミック加工」です。
衝撃に気を付けなければいけませんが、
うっかり火をつけっぱなしで高加熱をしても安心な点と揚げ物にも使えます。
又、取っ手が取れるタイプであれば直接オーブンにいれることも可能です。
アイリスオーヤマ セラミックカラーパン
「そのまま食器としても使える点」と「オーブンに入れることができる点」の利便性とセラミックの耐久性を兼ね備えた商品。
まとめ
フライパンには多くの種類があります。
無加工が絶対いいわけでもなく
コーティング加工が絶対いいわけでもありません。
「耐久性に優れていることを重視する人」、「使い易さを重視する人」、「とにかく美味しい料理を追求する人」それぞれ自分に合ったフライパンを選ぶのがいいでしょう。
無加工でいいフライパンは【一生もの】になる可能性もあるのは事実です。
是非自分の愛用フライパンを探してみてはいかがでしょう?
フライパンに関する豆知識はこちら👇
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