ホウレン草の選び方|栄養価の高いおいしいホウレン草は実はココを見る!!【食材】

ホウレン草は、食卓ではかなり重宝する食材です。

「使うかわからないけどとりあえず買い物かごへ」って感じで購入する方も居るのではないでしょうか?それくらい万能なホウレン草ですが、傷んでいたりすると台無しです。又せっかく買うなら新鮮で物がいいホウレン草の方がいいですよね。

今回は、新鮮なホウレン草の見分け方をお話します。

若豆

調理学校卒⇒某ミシュラン和食店⇒海外で寿司経験後、家業を継いだ若大将。現在はライターと寿司屋の4代目若として活動中。

ここでは、初心者から料理上達を目指す方まで、料理の楽しさから便利になる豆知識・基礎やプロの技まで、料理に関する有益な情報を投稿中。


ホウレン草

野菜の中でも鉄分を多く含む「ほうれん草」、また鉄分の吸収を促進するビタミンCも豊富な野菜です。

その他にもカロテン・ビタミンB1・ビタミンB2・葉酸・食物繊維など非常に栄養価の高い野菜です。

秋から冬にかけてが旬と言われていますが、今や工場栽培もされているので年中安定して手に入れることができます。

ほうれん草が冬場が美味しい理由

寒い地域でほうれん草を栽培すると土から葉を出しているほうれん草に霜が当たります。

気温は、おおよそ-2℃から-3℃です。ほうれん草は、凍結から自身を守ろうと糖分を増やし寒さを耐えようとします。

ハウス栽培のほうれん草も増えてますが、やはり冬場のホウレン草には敵わないかもしれませんね。

ホウレン草を葉と茎で見分ける

鮮度を確かめるには、葉と茎を見て選ぶのがいいでしょう。

葉は分厚い物を選ぼう

ほうれん草の葉は、「分厚く・瑞々しい・ピンと張っている」ものを選びましょう。

分厚い葉は、茹でる時に煮崩れするのも防げます。
葉からわかる栄養価もあります。葉の色が濃いほど栄養価は高いと言われていますが、薄緑のなるほどクセが少なく、あっさりと食べやすいです。

茎は細く短いもの

ほうれん草の茎は、「太すぎず・長すぎない」ものがいいでしょう。

茎が太いホウレン草は、成長しすぎている可能性が高いです。
茎が長いものも同様成長しすぎている可能性があります。

成長が進み過ぎているほうれん草は、灰汁が強くなっているのでクセが強いものが多いです。

茎の部分が短く根元から葉が密集しているものがいいでしょう。

茎の部分が長く先端に葉が密集しているほうれん草はもちろん食べれますが、あまり好ましくありません。

⇩こんな感じ⇩

栄養価の高いホウレン草は根が赤い

ほうれん草の根本の赤い部分、これはミネラル分やマンガンによる色です。
根の芯の部分も赤身があるか確認しましょう。

赤みが強い方が甘味や旨味が強く栄養価も高いです。

上記で説明してある通り、芯が太すぎると成長しすぎている場合があります。

収穫が遅れて成長しすぎのほうれん草は灰汁が強いので注意しましょう。

まとめ

新鮮でおいしいホウレン草は、冬場で成長しすぎない段階で収穫されたほうれん草であること。
葉と茎に瑞々しさと茎の長さが短いもの、そして根本が赤いものを注意して選んでみましょう。

ほうれん草は食すだけではなく、クロロフィル色素を活用した和食の「青寄せ」でも使われます。

様々な料理に使われるほうれん草のことを知ってみて下さい。

最後までありがとうございました。

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